原価計算女王for飲食とは?
- すべてのメニューの原価管理が一元的にできます。
- すべてのメニューの栄養表示に必要な栄養素の計算とその一元管理ができます。
- 原材料表示やアレルギー表示等の食品表示に必要なデータが一元管理できます。
- 食品表示法に則った表示ラベルを表示するページが用意されています。
- すべてのメニューの写真入りレシピ表がプリントアウトできます。
- 原材料の栄養成分が、文科省の日本食品標準成分表から直接自動入力できます。
原価計算女王for飲食は、飲食店用に開発した原価・栄養計算ソフトです。様々な料理の原価のほか、食品の栄養表示に必要な熱量、蛋白質、脂質、炭水化物、食塩相当量も自動計算します。
原材料ごとの価格や熱量などのデータを登録したあと、自家製原材料や「単品料理」を登録し、それらを選択しながら、最終製品である「メニュー」の材料を入力すると、各メニューの原価や原価率、熱量、蛋白質含有量、脂質含有量などが自動的に計算されて表示されます。
もちろん、「自家製原材料」や「単品料理」の原価率、熱量、蛋白質含有量、脂質含有量なども瞬時に表示されます。
原価計算女王for飲食は、ユーザーの方々の要望を積極的に聞いて、随時バージョンアップを行い、オンラインで自動的に最新バージョンに更新される仕組みになっています。
※ダウンロード版のソフトをインストールした上で、年間ライセンスを登録するとソフトが使えるようになります。 ※原価計算女王for飲食は、年間ライセンス(税抜き7,800円)の販売という形になります。年間ライセンスの更新は、改めて年間ライセンスをご購入いただく形になります。自動更新はされません。 |
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※原価計算女王for飲食の具体的な機能については、[使用マニュアル]をご覧いただくとわかりやすいと思います。 飲食店経営においては、提供するメニューなどの原価管理は非常に大事です。全メニューの原価をリアルタイムで一元管理する必要があります。 なぜ、正確な原価管理が必要なのか? どんなビジネスでも粗利を正確に把握することは決定的に重要になってきます。粗利とは、商品を販売して得た金額から、それらの商品を作るために使用した原材料の費用である原価を引いた金額です。製造スタッフの人件費は、会計処理上は原価に含めるのが普通ですが、ここでは話を分かりやすくするために、製造スタッフの人件費は原価に含まれないものとします。 粗利は、決算の際に売り上げと仕入れ原材料費が数字として明確に出てきますので、年間の全体としての粗利は決算書を見れば正確に把握できます。年に一度明確になる全体としての粗利を把握することで、納得してしまうことが多いのではないでしょうか。 全体の数字を把握することはもちろん大事ですが、実はそれだけでは不十分で、もっともっと大切なことがあります。それはメニューや単品料理ごとの粗利を正確に把握することです。 一般的には、原価率が高いメニューは、客にとって価値が高く、原価率が低いメニューは、客にとって価値が低いと言われていますが、原価率が高いメニューでも、客が感じ取る価値が低かったり、原価率が低いメニューでも客が感じる価値が高かったりすることもあります。 飲食店では、数多くの料理が提供されますが、客を飽きさせないためにも、メニュー構成に多様性を持たせることが重要になってきます。それは、粗利についても同じことで、原価率が高い客寄せ的なメニューがある一方で、販売数量が多くて原価率が低いメニューも必要になってきます。 客を呼び込むためのメニュー、客の日常に寄り添った定食メニュー、ちょっと贅沢な気分を味わってもらうメニューなど、アイテムごとの役割をしっかりと意識することが大切です。そして、それぞれの役割を持たせたメニューの最適な原価率を考え、原価率においても、メニューの種類ごとにメリハリをつけていくことが重要です。 こうした試行錯誤を繰り返していくうちに、最も利益を生み出すメニューごとの原価率の配分が浮かび上がってきます。様々な原材料をどのように組み合わせて、各メニューに割り当て、各メニューの原価率にどのようにしてメリハリをつけていくかによって、その結果としての全体の売上額や利益額は大きく変動してきます。 現状での年間の原材料費が1000万円で、年間の売り上げが3000万円だとしたら、メニューごとの原価率の配分を考え直すだけで、原材料費はそのままで、売り上げを3500万円にすることは十分に可能です。あわよくば4000万円にすることだって、全く不可能だとは言えないでしょう。 このようにして、粗利が上昇すれば、メニューごとの手間のかけ方、つまり、製造コストの配分の仕方も違ってきますし、全体としてもより多くの手間がかけられるようになり、原価を下げて利益率をあげるのではなく、より多くの手間をかけることで付加価値を上げ、売価を上げることで利益率をアップできるようになります。 それには、まずメニューごとの原価を正確に把握することが不可欠なのです。 |